オレはアキバの雑居ビルについた。バイクを外に止めて。よっしゃー。と気合を入れる。
会場はクーラーが効いてるわりには、暑くるしかった・・なんでだろ。
ま、・・・お客のエネルギーが暑い・・・と言っておきましょか。とりあえず・・・
会場入り口には「キューティー GALS」のミニライブ会場と書いてある。
オレは「さてはじまるぞ」と気合をいれ、いつものはちまきにダサイ牛乳瓶の底のようなめがねをかけ、髪をわざとぼさぼさにした。
こうすると、何だかおちつくんだよね。
どうしてかな?
みずきの歌に「GOGOみずき!LETS GOみずき」と合いの手をいれていっしょに踊った。踊りも完璧にマスターしたよー!
歌い終わって中央のみずきが
「みんな、今日は私たちのミニライブに来てくださってありがとう!」
「いっしょに萌え〜でノってくれたらみずき、最高にHAPPYよ〜」
「みんなだあいすき!」
うんうん。オレも。(にたー)
隣にいた、祥子はめがねをかけたふしぎちゃんタイプのアイドル。
「祥子で〜す。みんなと一緒のこの時間、祥子の大事なひとときです。もりあがろうねー
では次の曲、「萌え萌えハッピー」聴いてね」
うんうん。聴くよ〜もちろん。(ふにゃ〜)
3人、もう一曲歌いだした
となりのストレートロン毛のアキバチャンがとっても熱心だったので思わずオレは声をかけた
「今日はみずきちゃん、一段とかわいいよね」
「ホント、スカートから見える絶対領域、かわいくて鼻血でそうです」
「僕、サインもらったんすよ。写真集に」
「おっ、いいの持ってるじゃん。これ、ネット50冊限定で買えなかったんだぁ」
「えへへ。いいでしょ。あとで見せてあげますよ」
コンサートが終わってから、写真集を見せてもらって、ロン毛とうはうはしてた。
はっと、気づくと後ろをみずきが通り過ぎた。
「あ、みずきちゃん、CDにサインおねがいしまっす」
「はあい。あらユウジさん、今日も来てくれたのね。みずきうれしぃ」
「みずきちゃん・・・僕の名前覚えてくれたの!感激!」
みずき、「うふっ。」
ごくっ。か、かわいいっ!!
「もちろんよー。私にとってファンの人たちはとっても大切だもの。また来てね」
「あ、は・・・はい」
オレはサイン入りCDを大事そうに抱えてた。