入浴後、みずきはピンクのミニのバスロープ姿で、
長いぬれた髪を束ねて出て来た。
やれやれとソファーにこしかけ、足を組みながらリモコンでテレビをバチンとつけた。
ガラスのテーブルの上にはビールの空き缶が5、6本、どらえもんのようなイラストのパッケージのスナックの菓子袋が散乱していた。
みずき、スナック菓子を取り出してほおばった。
「捜査はいいんだけど、誰かに手伝ってもらわないとなぁ。
三浦警部ったら、出張経費おしむもんだから、こっちはひとりでやんなきゃなんない。まいるわー」
チャンネルをかちゃかちゃまわすと深夜のヒーロータイムだった。
「ロマン レッド」が赤と銀の変身前のコスチュームで出て来た。
カラータイマーもついて、ウルトラマンの遊び着のような服だった・・・
「だめだ!この地球を侵略しようとするヤツは!ほろぼさなくてはいけないんだ!デスパー総督!お前は絶対に許しちゃいけないんだ!
だからやっつけてやる!
変身っ!ロマ〜ン レッド!」
変身して ロマン レッド、ばったばったと悪者をやっつけ
はじめる
「きゃ〜っ。かっこいい! ロマンレッド!君は正義の味方、
ヒーローなんだね!どうせ手伝ってもらうんならこうゆう子がいいな!・・・よし。決めた」
みずきはメモに「ロマン レッド」と書いた。
「うふ。逢いに行っちゃおッかなー。 ヒーローだあい好き。」
って、捜査の手伝いに役に立つかどうかじゃなくて単なる好みの人選だった。
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