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るみみぃ

Author:るみみぃ
いらしゃいませ。面白いこと大好きです。 
「空想胸キュンストーリー」です。
多分面白いので見てってね。
最後まで出来てるので、更新早いと思います。




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2007/10/30 (Tue) 17:27
6 あの町に・・・

 ここはとある下町の工業地帯、町はずれにはどぶ川が流れている。
空気のにごった、どんよりした空。

他人事はほおっておきそうな、それでいてすべてを突き放そうとしないような、時間を気にしない人々が行き交う、そんな町だった。

「しゅーっ!!」

蒸気とともに川沿いに小型車のタイムマシンが現れる。

犯罪者、坂田信夫、マシンから降り立つ。

「あーっ、さっきはヤバかったぜ。あのデカ、撒くのに苦労しちまった。おかげでタイムマシン型車にうっかり乗っちまった!」

坂田、まだ息が切れてる

「・・・ここは・・・どこだ?何年なんだ?」

坂田の横を太ったエプロン姿のおばちゃんが通り過ぎる

「すみませーん、あのっ。ここ、どこですか?」

「東岸町だよ。アンタ道にまよったの?」

「え、あ、はい。あのっ、日本ですよね?」

おばちゃん、なんだろねえこの人はと言う顔をした。

「そうだよー、どっからきたんだい?」

「あ、はい。2050年から・・・」

と言ってはっとわれに返り

「あ、いえ。どこか泊まるところはないかと思って」

おばちゃん、うーん。としばらく考えて

「ここら辺はホテルはないのよー。そうだ。うちは下宿屋なんだけど
ちょうど部屋があいてるのよ。1日でも2日でもどうぞ。安くしとく
よ。」

「はい、助かります」

工場の寮が並ぶ細かい通りに「月並壮」はあった。

木造の下宿屋で2階建てで今にもこわれそうな雰囲気があった。

おばちゃんは坂田を部屋に案内して鍵を渡しながら

「じゃ、坂田さん、あんたの部屋はここね。乗ってきた車は駐車場のはしっこにいれといていいから。・・・それと、悪いんだけど、
前金に1万もらってもいい?ここのルールなんで」

「あ、は、はい」

坂田、あわててごそごそとポケットをさぐる

「これで・・・」1万円札を出す。

「ちょっとちょっと、アンタ!冗談よしておくれよ!こんなおもちゃみたいなお札よこして!」


1万円札にはめがねのぽっちゃりしたおじさん「ドクター門松」の肖像画がついていた。

「え?ホンモノですよ。コレ。」

「う〜ん・・・こんなお札見たことないよ。わるいけどコレじゃ
ダメだよ。」

(えーっ?マジかよ!!)

坂田平静を装いながら「そう・・・ですか・・・」

「いいよいいよ。しばらく待っててあげるから。じゃ、何かあったら言ってね」

そういい残しおばちゃんは2階の管理人室に去っていった。

「このお金が使えないって?空き巣して危ない思いしてやっと手に
入れたこのお金が・・・いったいここ何年なんだ?」

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