坂田ドアをあけきょろきょろした。するとそこに大家の娘 杏(あんず)が来る。
杏は25歳でストレートの長い髪、やさしそうな感じの子で、フィットしたジーンズが似合っていた。
「あの、坂田さんですね。」
「は、はは・・・はいっ」
(うっわーかわいい・・・)
「お母さんから、これもっていくようにって頼まれたんです。どうぞ」
タッパにおはぎ3個入ってる
「ありがとう!腹へってたんだ」
「・・・あ、そうだよかったらあがってってお茶の用意ぐらいはできるし、聞きたいこともあるから」
「え・・・ええ」
坂田と杏は何もない部屋でお茶を飲んでいた。畳の上に直にペットボトルのお茶と紙コップが置いてあった。
「おはぎ、おいしいね!今日はもしかしてお盆?」
杏、きょとんとしてその後ぷっと噴出す
「もしかしなくてもお盆ですよー」
「そっかお盆か・・・っで今年は・・・えっと・・・ワールドカップ、いい線まで行ったんだよね?」
「何いってんのぉ?今年は、ワールドカップの年じゃないよ。日本もなかなか強くならないし」
(え?2050年だとめっちゃ強ぇぞサッカーは・・・てことはここ相当昔?)「あの・・・ずばり聞いちゃっていい?」
杏、びっくりしながら「えっ・・・ええ」
「今年って何年?」
「2007年よ」
「あ、そうそう・・・そうだった2007年・・・ってえぇぇぇっ!」
「2007年〜っ!」「うん、2007年だけど」杏、不思議そうな顔をする。
(やばいっ!43年も昔にきちまったよぉ!帰りの燃料もなくなっちまったし、たとえオレの時代に帰れたとしても捕まっちまうのがオチだしぃ!・・・トホホ。)
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